同じ趣向を持った人間が世界中から集まる超濃密な時間「コンテナハッピーアワー」 #reinvent

同じ趣向を持った人間が世界中から集まる超濃密な時間「コンテナハッピーアワー」 #reinvent

テーマが限定されている集まりってやっぱり会話もおのずから濃くなって良い。良いぞ。
Clock Icon2019.12.06

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「あんたら、コンテナ好きすぎやろ」

ラスベガスのイタリアンレストランで、いろんな人と話しながら自分はそう感じてました。

AWSに関わるコンテナワークロードの50%ぐらいが、今この場に集ってるんじゃないかと思うぐらい濃密な場所。めっちゃ貴重でめっちゃ尊い時間だったので、その興奮をお届けできればと思います!

(祭) ∧ ∧
 Y  ( ゚Д゚)
 Φ[_ソ__y_l〉     アンタラ コンテナ スキスギ ワッショイ
    |_|_|
    し'´J

コンテナハッピーアワーとは

「コンテナサービスのアレがいい!コレはこうなって欲しい!!」

参加する方はコンテナ使ってこんないいことがあった、こうなるともっといい、という経験談やアイデアをぜひ一つ考えてきてください。みなさんが持ち寄ったネタを元に参加者同士の情報共有でもっと昇華させたり、キーノートで話されていたあの機能って実際どんなふうに使うの??など議論したりと楽しい時間になること間違いなしです!

ちなみに昨年同様サービスチーム(AWS にてコンテナサービスの開発・運用を行なっているチーム)からの参加者もありそうですが、当日来られなかったらごめんなさい!

なにげに、同一時刻、同一場所で、Serverless Happy Hourも開催されるという充実っぷり。

Serverless Happy Hour@Las Vegas 2019 - connpass

コンテナとサーバーレスという、似た者同士があつまるイベントになりました。

会場はBuca di Beppo

当日の会場案内は、伝統芸のtwitter。さすがですね。

本日のコンテナ/サーバーレスハッピーアワーは Bally's ホテル内の Buca di Beppo です!

Bally's ホテル正面入り口から入ってカジノエリアの奥までお進みくださいませ!

入り口に赤いフーディーを着用した JTB のスタッフが待機しております!(写真の入り口右手前にいる方) pic.twitter.com/7MAxZQNsim

— ポジティブな Tori @ re:Invent (@toricls) December 5, 2019

自分は直前までAriaにいたので、会場まで徒歩で移動。夜のラスベガスの街はキンキラキンで映えますな。

会場入口までいくと、スタッフの方がお迎えしてくれました。いつもありがとうございます!

無限にコンテナの話ができる稀有な時間

日本からの参加者でさらにこの場に来ている人たちは、それこそコンテナ好きの人たちの塊なので話が弾む弾む。主なネタは、昨日発表されたEKS on Fargateの話が多かったですが、それ以外にも、普段プロダクションで大規模にコンテナを運用しているユーザー企業の方も多数いたので、めっちゃ面白い話ができました。

EKSをプロダクションで使っている人も多く、実際、CIやCDはなにでやっているのか?辛くはないのか?エンジニアの人たちは実際Kubernetesで幸せといえるのか?クラスターのバージョンアップって辛くない?みたいな疑問をいろいろ話ししながら、実際の汗をかきまくっているええ話が聞けて楽しかったです。

過激な発言が本音トークのきっかけに!!

「え?ほんとにEKS使いたい?機能面で考えたら、99.999%の現場ではEKSとか要らないでしょ。ECSで十分やで!」という過激派の人もいたりしました。いやぁ、おもろい。

それをきっかけに、

A氏:「そもそもKubernetesってほんまに必要なん?」
B氏:「いやぁ、いけてるエンジニア会社的なのを、アッピールするメリットもまぁあるやん」
C氏:「採用には効くよね。エンジニアの福利厚生的な」
D氏:「そんな理由で技術選定してて、ちゃんとビジネスに貢献できるの?自己満足やん」
E氏:「そりゃそうやけど、技術習得のモチベーションアップからつながる機能改善スピードの向上ってのも無視できないじゃないすか」
F氏〜X氏:「hogehoge, fugafuga」

みたいなのをずーっとやってました。みなさん、普段からコンテナ、特にECS、EKSを触って運用している人たちばっかりなので、それ故の炸裂する本音トーク、ええなぁ。

同じ機能に対して、各個人がどのような想いをもって活用しているのか、どの機能にどんな意味を見出しているのか、っていうのが百人百様で全部違うんですよね。そんな話を聞きながら、自分の見方も変わったと言うか、視座が広がった感がしてめっちゃおもろかった。

AWSのプロダクトマネージャーやSAとの貴重な機会

同じ会場には、AWSのコンテナ関連サービスのプロダクトマネージャーやSAも同席されていて、すごい貴重でした。自分のつたない英語も周囲の英語得意な人が拾ってくれてなんとかコミュニケーションとりながら、新サービスがでてきことの意図であったりとか、今後の進化の方向性をいろいろ聞く機会にもなりました。

今使っているところで、「これ、もっとこうなってたらええやん!?」的な要望も拾ってくれていたので、いつ実装されるのか、今から正座待機しながら待っていようと思います。個人的にはECR関連での話が結構濃くて楽しかったです。今後の機能アップデートから目が離せない。

AWSという世界的なプロダクトの進化の方向性に、自分の意見が少しでも反映されると考えることの興奮は何者にも代えがたい。ええ時間やった。

めちゃくちゃ濃い時間を提供いただき感謝しかない

re:Inventという機会を得てラスベガスまで来て「お前は何をやるねん?」ということ、会社の金を使って参加していることもあって、そのあたりはどうしても自覚的になります。

自分なりにブログも書いたり、新サービスの実ユースケースを考えたりそれを夜中遅くまでまとめたり、今後の飯の種になることを探したりしてたんですが、その中でもこの「コンテナハッピーアワー」は、最上級の体験でした。こりゃあがるわ。

ラスベガスに来たからこそできた超濃密体験だったので、こんな機会を作っていただいたことを最大限感謝して、今後も頑張っていこうと思います。みなさんも残り少ないre:Invent期間、全力で楽しみましょう!

それでは、今日はこのへんで。濱田(@hamako9999)でした。

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